平成24年3月19日に、身体拘束廃止についての研修を行いました。
今回は、写真を撮り忘れており、文章での報告にさせて頂きます。ご了承ください。
今回は身体的拘束禁止の対象となる具体的行為を身体的拘束ゼロへの手引きから
11項目挙げ、具体的な説明を行っていきました。
また、研修の最初に4名の新人さんに、下記の用具の体験して貰い、研修後に感想を聞きました。
①ミトングローブ(赤ちゃんの手袋のようなものを取れないようにする) 2名
②つなぎ服(オムツを外したりしないよう、チャックや鍵が付いたつなぎ服) 1名
③Y字拘束帯(車いすや椅子から立ち上がれないように帯でつないでしまう)1名
終了後の感想は…
①ミトンの感想 メモを取りたかったけど取れなかった。手が暑くて蒸れた。
手を動かせられなくてイライラした。
②つなぎ服の感想 暑くて蒸れた。
③Y字拘束帯の感想 みんなの前で集中して見られた事もあるが)恥ずかしかった。
研修が終われば外して貰えるだろうと分かっている職員ですら辛いのですから
利用者様は、もっと苦しいと思いますし、イライラも増幅されてしまうでしょう。
今回は、身体的な拘束を体験しましたが、これ以外にも、言葉による拘束等もあります。
利用者様が、なぜ拘束をしなければならない状況になるのか、利用者様の声にならない思いや
サインをを捉え、身体拘束をしなくても済むよう頑張っております。
今回の研修を期に、さらに心を引き締めて頑張っていこうと思います!