みなさんは『AED』をご存知ですか?
学校、職場、人がたくさん集まる公共施設など、設置施設が増えている為お見かけしたことがある方も多いかもしれません。
AEDとは日本語で『自動体外除細動器』と言います。
簡単に言うと、心臓が止まってしまった方に対して電気ショックを与える器械です。
このAED、医療資格を持ってない人でも誰でも使用できます。
「急に倒れて心臓が止まってしまった方に対して、私が使ってもいいの…!?」
心臓が止まってしまった方は、救急車が到着するまでの間にも刻一刻と助かる可能性が減っていくのです。
「そもそも使い方が分からないし…」
各メーカーが出しているAEDによって器械の見た目は違うにせよ、AEDの大きな特徴として、電源が入ると使用方法を音声で指示してくるのです。
ある研究内容によると、12歳の児童でも、初めてAEDを見て平均90秒で電気ショックを実施することができたという話もあります。
電気ショックを与えることが必要な状態なのか?
これも器械が判断してくれます。
とは言え、急に人が倒れたら動揺せずにいることはなかなか難しいと思われます。
医療職に従事し業務中は落ち着いて救命処置を行える人でも、道で急に人が倒れたら…
皆が皆すぐさま落ち着いて行動できるとは限りません。
普段から器械に慣れておく必要があるのです。
日置市消防署の方に当院へお越し頂き、救命処置・AED使用方法の講習会を開いて頂きました。
現場での経験を基にした臨場感溢れるご説明・ご指導でした。
お忙しい中ご指導頂きました日置市消防署の皆様に心より感謝申し上げます。